福州での留学
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福州は日本ではアモイの陰に隠れてしまいますが、福建省の省都です。台湾海峡に近く、古くから海外との海上交易で栄えてきました。また、フィリピンやインドネシアなど東南アジア諸国の華僑の多くは、福州など福建省の出身者です。
福州の街自体はそれほど大きいというわけではありません。大学は川を挟んだ市の南部にあります。年間を通じて温暖な気候です。 |
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福州の基本知識
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福州は中国南部に位置する福建省の省都であり、古代からの港湾都市である。新石器時代から人が住んでいたことが確認されているが、戦国中期から歴史に名を刻むようになり、唐代から福州という名が定着するようになった。古くから海外との貿易で発達しており、明代には琉球王国との交易が盛んに行われ、交易拠点として琉球館が設置されていた。アヘン戦争後の南京条約で福州は開港地に指定され、武威山で産出する茶の輸出で更なる発展を遂げた。
福州は海と山に囲まれており、交通面は発達していない。特に省内第2の都市であるアモイとの間には鉄道はなく、もっぱら道路利用となっている。現在、福州とアモイ、浙江省温州を結ぶ鉄道を建設中である。 |
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福州のデータ
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人口:666万人(2007年)
面積:11,968平方キロ
行政区分:省会 |
福州の気候
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年間平均気温:16〜20度
年間降水量:900〜2,100mm
年間日照時間:1,700〜2,000時間 |
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